それは、奈良の大仏殿内での出来事。
北西に立つ、四天王像の一体、広目天を写真に収めていた。
ファインダーから目を離した瞬間、修学旅行の小学生3人が、話しかけて来た。
『すいません、この像は、なんの神様なんですか?』
えっ、
なんの神様?
あ、
えーと、
広目天だから、広い・・・目・・・かみさま・・・
とっさに、頭を回転させてみたものの、答えはまとまらず。
ごめん、おぢさんもまだよく分からないんだあー
『・・・3人の小学生は、軽く会釈すると無言で立ち去った』
わ、
なんか、まずいなあ。
オトナとして、まずいなあ。
がっかりしたあの子達の様子が、忘れられない。
修学旅行以来の大仏殿。
平城遷都1300年ということでやって来た奈良。
初日、午前中の一発目の事件としては、かなり衝撃的。
何かが、胸につかえたまま・・・
いや、やっぱりまずい、日本人としてまずい気がしてきたんです。
今、学ばなければ一生知らずに終わってしまうかもしれない。
それが、始まりでした・・・
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